7月12日、埼玉県立浦和第一女子高等学校で行われた「ベトナム・フィールドワーク研修」の事前学習にベトナム大使館 教育担当のVu Thi Lien Huongさん、ゲストティーチャーのVYSA (在日ベトナム学生青年協会) のTienさんと一緒に参加してきました。

冒頭、アオザイについて紹介後、学生さんに試着していただくと、学生さん方から「わーー 綺麗!!」という声があがり和やかな雰囲気のなかスタートしました。Tienさんによるベトナム料理の紹介ではバインミーとフォーのベトナムと日本の値段の違いに、ダナン・ホイアンの紹介ではそれぞれの海の青さに驚き、ハロン湾の映像には「歴史で習った！」という声もあがりました。ベトナムの新年も、日本の新年と似た文化があることをお話すると親近感を持たれたようでした。

続いて、在日ベトナム大使館のHuongさんから50周年の記念動画を流すと、学生さん方は真剣に字幕を読み観入っていました。外交官としてのお仕事、今から第二外国語を学ぶことの意味、将来の目標や夢を持って進むことなど…想いの詰まった講演でした。プレゼンの最後には、日越外交関係樹立50周年の友好ソングの"Tomodachi"を紹介し、皆で聴いて一緒に歌いました。

https://www.youtube.com/watch?v=ZlISeQLA4b0

質疑応答では、”普段はどのような服を着ていますか？”、”現地研修時、日本人にどのようなことを聞きたいと思いますか？”など積極的な質問も出ました。ベトナム語のレクチャーコーナーでは、”おはよう”、”ありがとう”、”またね” などの簡単な言葉の他、"私の名前は●●●です"などそれぞれのお名前を入れて発声してみました。皆さん、とても上手に発音されていました。

学生さん方には、今回の講義の中での体験を通じて、ベトナムへの知識を深めると共に親近感を持って楽しんでいただけたのではないかと思っています。有意義なベトナム研修になりますよう、祈っています。

※学生さんや教諭の方にはご許可をいただきお写真の掲載をしています。