2016年3月17日から20日まで、グエン・クオック・クオン駐日ベトナム大使は、ちょうど5年前に大震災・原発事故の大きな被害を受けた場所である日本東北地方の福島県を訪問しました。

グエン・クオック・クオン大使は福島県議会議長と面談

内堀雅雄県知事と杉山純一県議会議長との面談において、県首脳が大震災と原発事故に直面している日々に福島県とその周辺地域の県民に対するベトナム政府と同国民からの心温かい支持と支援を改めて深甚なる感謝の意を表しました。県首脳は、被害を克服し、被害者の生活を正常に取り戻すための県民の多大な努力を説明し、経済、観光、人材育成において今後ベトナムと関係を強化し、来訪ベトナム実習生・労働者を更に受け入れたい旨を述べました。

グエン・クオック・クオン大使は福島県知事と面談

この際、駐日ベトナム大使館は福島県庁、福島ベトナム友好協会と東邦銀行と協力し、県内企業100社以上の参加の経済セミナーを開催しました。ベトナムと日本関係が大変良好に発展しており、ベトナムが第12回党大会を成功裏に開催し、経済発展戦略と更なる広範な統合を通過した背景、グエン・クオック・クオン大使はベトナムとの協力潜在力の大きさを説明しました。多くの県内企業がベトナムで工場を作る計画があり、精密機械、電子部品と農業など、協力のチャンスを捜索したいと言いました。
大使館代表団は、県の食品安全モニタリングセンターと農業施設を訪問しました。医療グループのときわ会、傘下の老人ホームと病院を訪問して、ベトナム実習生、看護、介護福祉士の受け入れ需要を調査しました。大使は、県内施設で留学し、就職しているベトナム留学生、実習生に面会して、励ましました。