大使館のニュース
ベトナムフェスタin神奈川2017
「Feel Vietnam」というテーマで、今年も横浜市で「ベトナムフェスタin神奈川2017」が盛大に開催され、県内外からたくさんのお客さんの注目を浴びた。 2015年の初開催より3回目を迎える今回のイベントは、ベトナムの伝統的な文化、食文化、そして観光地としての魅力を紹介するだけでなく、東京に限らず日本全国に広まりつつであるベトナムフェステイバルが両国の文化交流の場となり、越日関係の発展の深化に貢献してきている大きな第一歩となった。 神奈川県黒岩知事から最大規模で開催された今年のイベントにおいて、テーマのようにこの溢れた雰囲気の中で「ベトナム」を感じ、昨年度よりたくさんのお客さんが来場し、神奈川県とベトナムの友好関係が更に強化されるよう期待している。
グェン・クオック・クオン大使は長野県駒ヶ根市の昭和伊南総合病院を訪問
9月11日、グェン・クオック・クオン大使は長野県駒ヶ根市の昭和伊南総合病院を訪問し、当病院のベトナム籍の研修生2名に対する病気治療と事故による救急治療に関し、病院の献身的な対応によって彼らが期回復を果たし、無事に帰国できたことで、院長をはじめ、病院の医師、看護婦に感謝状を贈った。ベトナム籍のN.A.T は車事故、またN.H.N はがんと診断された。 クオン大使から駒ヶ根市長への感謝状 また、約40名ベトナムの研修生を受け入れている山浦会社を訪問し、当会社がIMJAPAN団体と協力し、ベトナム研修生・技能実習生らの権利をサポートしてくれたことに感謝を申し上げた。H.Hayao氏はこれらの問題に対する大使館側の気配りに感動し、ベトナム研修生らのうでと技術、規律をきちんと守る姿勢を高く評価し、今後とも引き続きベトナム籍の研修生を受け入れたいと考えている。
第72回ベトナム社会主義共和国建国記念日レセプション (2/9/1945-2/9/2017)
9月1日の夜、駐日ベトナム大使館にて第72回ベトナム社会主義共和国建国記念日レセプション (2/9/1945-2/9/2017)が開催され、日本政府、国会議員、地方幹部、在京外交団関係者、日本とベトナムの企業ら、在日ベトナム人コミュニテイなど約400人近くのお客さんが参加した。中には、元日本首相福田氏をはじめ、自由民主党二階幹事長(同時に日越友好議員連盟会長)、公明党山口代表、堀井政務官などの代表者がいる。挨拶の言葉で、駐日ベトナムグェン・クオック・クオン大使は独立を勝ち取った時から今日に至るまでの72年間の道のりをふりかえながら、1945年9月2日がまさにベトナムの数千年におよぶ建国の歴史において、重要な出来事であることを強調した。また、この72年間の間、ベトナムはめざましい成長ぶりが見られ、年間平均6%の成長率を30年もの間維持し続け、社会経済的に飛躍的な発展を遂げた。
在京ベトナム・ラオス大使館:文化交流会
8月10日の午後、在京ベトナム大使館とラオス大使館の文化交流イベントが行われた。駐日グェン・クオック・クオン大使及びヴィロード・スンダーラー大使のほか、両国大使館の職員及びスタッフがたくさん参加した。 本イベントにおいて、両大使館職員によって自国の文化、歌を披露したほか、卓球大会で盛り上がった。笑顔と笑い声で溢れ、深い絆を感じさせた。 交流会でクオン大使は両国民が一つの家族のように強い絆で結ばれ、団結のベトナム・ラオス友好に触れた。その友好関係は今でも両国大使館の交流によってさらに深まっている。 両国の指導者、政府は常に国民をはじめ、世界中にある在外公館に親しみを持って、互いを助け合うように伝えられている。 クオン大使は両国の在京公館の実質的な協力と職員同士の交流によって今後ともベトナム・ラオスの友好関係がより深まるよう期待している。
日本の坂田雅子監督に友好勲章を贈呈
8月10日、在京ベトナム大使館において、枯葉剤被害者に対する貢献を称え、日本の坂田雅子監督に友好勲章が送られた。授章式には、駐日ベトナム大使グェン・クオック・クオン大使をはじめ、ベトナム枯葉剤被害者協会グェン・ヴァン・リン会長、ベトナムにおける枯葉剤被害者支援活動に関心をよせている多くの日本とベトナム関係者が参加した。 授章式でクオン大使は、「枯葉剤に関する映画の製作を含む坂田雅子監督の活動は被害者たちだけでなく日越両国民の友好関係を更に深めるものであることを強調した。坂田雅子監督はかつてベトナム戦争で兵役経歴を持つ写真家のアメリカ人の夫が、戦争時に浴びた枯葉剤に関係した病気で亡くなったことを語り、枯葉剤がもたらした悲惨な思いをこの目で経験した。これがきっかけで枯葉剤の悲しみを映りだす映画を製作し始めた。
ASEAN設立50周年記念シンポジウム
8月8日、東京都内で、日本ASEANセンター(AJC)と東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)共催「ASEAN50年の挑戦と課題~ASEAN共同体と経済統合~」をテーマとするシンポジウムが開かれた。シンポジウムには在京ASEAN10か国の大使及び代表者をはじめ、ASEANの対話国、そして、300名以上もの日本の政府・地方公共団体、研究機関、民間企業等が参加した。 開幕式で、ベトナムのグェン・クオック・クオン大使(現在京ASEAN委員会の委員長国)は今回の行事が設立50周年(1967年―2017年)を記念する重要な意味を持つ行事の一つであると紹介した。 クオン大使は5か国のメンバーから始まったASEAN共同体が様々な困難と課題を乗り越えながらその多様性と団結性を維持し続け、現在、10か国もの加盟国のある東南アジアで大きな共同体へと発展したことを強調した。
在京ベトナム大使館と埼玉県行政が共催
8月4日、在京ベトナム大使館と埼玉県行政が共催で埼玉県企業とベトナム人留学が参加するジョブフェアーを開催した。今回の行事は労働分野での協力の需要が高まっている日本企業とベトナム留学生達の交流の実現を目的にしている。 セミナーにおいて、グェン・クオック・クオン大使は埼玉県があらゆる分野でベトナムとの協力の促進を目指している県の一つであると紹介した。今年6月に訪日した際、ベトナムのグェン・スアン・フック首相は埼玉県を訪れた。 クオン大使は埼玉県で視察したF1の部品生産工場で多くのベトナム人技術者が生産の重要な工程を任され、会社の利益を高めるアイデイアもたくさん出していることが印象的だったと話し、また、今回のセミナーを通じて、日本の企業が有望な人材を獲得できるよう期待している。 現在、ベトナムに投資している多くの日本企業が中レベルの管理職を務める人材の不足に悩まされている。
千葉県:ベトナムと協力促進へ
2017年7月21日、グェン・クオック・クオン大使は日本の重要な工業地の一つでかつ首都圏の台所として知られている千葉県を訪問した。 県庁では、森田知事から今後ともベトナム地方との交流を深め、投資・貿易や農業、教育、観光、労働者の派遣等の分野において協力を促進していきたく、また引き続き県内に在住しているベトナム人コミュニテイのサポートをしていく旨が述べられた。会談の中で、千葉県でベトナム籍のレー・テイ・ニャット・リンちゃんが殺害された事件にもふれ、千葉県行政及び県民を代表し、お悔やみと見舞いの言葉を述べた。 グェン・クオック・クオン大使は千葉県が海外へと繋ぐ玄関口の一つとして、そのメリットと役割、そして国際協力を促進させたい知事の決意を高く評価し、今後ともサポートしていくことを約束した。また、近い将来、知事が企業団とともにベトナムを訪問してくれるようご招待し、森田知事は承諾した。
グェン・クオック・クオン大使:北海道と岩手県を訪問
7月13日から15日の間、グェン・クオック・クオン大使は日本で最も面積が広く、全国の農産物の供給地とも言われている北海道と岩手県を訪問した。 岩手県では、達増知事をはじめ、田村県議会議長、そして千葉副知事と面談した。県側から改めて2011年に起きた東北大震災におけるベトナム国民の支援に感謝を申し上げ、これからも投資・貿易、文化、教育、農水産物、観光などあらゆる分野においてベトナムの地方との交流を促進していきたいことを強調した。今年の1月、県知事が率いる訪問団はベトナムを訪れ、関係協力の機会を探した。岩手県として、今後ともベトナムからの留学生、実習生達をたくさん受け入れ、また県内の企業のベトナム進出、特産物の和牛や米、リンゴ、海鮮の輸出など貿易の交流推進をサポートしていく姿勢である。
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